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2018-02-11

SV600の記事から

 マニュアルにはない隠し技がないかと捜してみた。まずは定番の使用補助方法についてメーカーPFUはどのようにコメントしているのか7項目にまとめてペーストした。。

1.原稿押さえについて

 一番手っ取り早いのはアクリルの板で原稿を押さえてスキャンすることですね。

2.附加装置について

 市販のフットペダルが使えます。次回のソフトウェアアップデートで対応する予定です。

 その他、技というか不都合が起こることに対応した対処法について

3.ページめくり反応

:ページめくりの検出でうまくページがめくれなかった時に、どこかに手をかざせば反応するはずだと思っていろいろ試してみたのですが、あれはどう手を動かせばうまく反応してくれるのでしょうか。

(商品企画部):水平方向ですね。
:実はページめくりの誤検出にもこだわっていまして、たとえば本をセットしただけで動き出すとよくないので、ページをめくる方向だけを検出するんですね。あと、ページを1枚ずつめくるのではなく、(目的のページが)十数枚先にあって連続でペラペラとめくっている最中にスキャンが始まってしまうと困るので、そういうときはスキャンしないように制御しているんですね。つまりめくることだけでなく、停止したという動きも検出している。そういった使い勝手も実はこだわっています。

:ということは、次にスキャンするページをめくりながら探している間は、なるべく動きを止めずに小刻みに手を動かしておけばよいと。

:まさしくそうです。裏技ですね。ちょっと止まるとスキャンしはじめちゃいますからね。


4.ボタン長押し

本を読み取る際は「ボタン長押し」を活用すべし
本川:従来からScanSnapには、ボタンを長押しすると長尺モードが使えるというモードがありますが、今回のSV600では、スキャンボタンの長押しにページめくり検出のブック補正モードを割り当ててあります。だから本を読み取る時にいちいち設定をブック読み取りに変更しなくても、ボタンを長押しすればいい。

:つまり、いまから本を読み取ろうという場合、長押しすれば、自動的にページめくり検出のブック補正モードに切り替わるわけです。

:デフォルトの設定では、1プッシュで読み取ったあと、ブックか普通の原稿かを選ぶ二択の画面が出るんですよね。

(ファームウェア開発部):そうです、必ず出ます。それが長押しをすれば、読み取ったあとにどちらかを選ぶのではなくて、必ずブック読み取りをすると。

:慣れてくるとボタン長押しほうが、1回1回メニューを切り替えるよりも楽ですね。

:ということは、デフォルトの設定は変更せずに、ブック読み取りに切り替える際はボタンを長押ししたほうが手間はかからない。

:そうです。ストップを押してファイルを出力するまではそのモードが継続し、それが終わると次のスキャンの際はもうリセットされますので、あとで設定を元に戻す必要もないと。

5.A2合成

:あと、裏技というわけではありませんが、SV600ではA2合成ができる機能が追加されています。今まではA4用紙2枚からA3サイズのスキャンデータを合成する機能があったのですが、今回はもともとA3用紙が読めますので、A3用紙2枚を合わせて1枚のA2サイズのスキャンデータにしてしまう機能を、Organizerにこっそりつけています。なのでたとえば新聞を半分に折って、1回スキャンして裏返し、もう1回スキャンすれば合成できてしまうと。

6.ピント

 わざとボケさせるという逆転の発想

:いわゆる書画カメラでは、本を見開きのまま読み取れてもピントが合っていないことがありますが、今回のSV600はいろいろと条件を変えながらスキャンしてもまったくボケない。あれはどういうテクノロジーによるものなんでしょう。単にCCDを採用するというだけでは、ああはならないと思うのですが。

:そこは逆転の発想でして、くっきりしたものだと少しでもズレるとボケるんですよね。それは仕方がないんですが、逆にボケているものであれば、多少ずれてもボケたままじゃないですか。そこなんですよね。それを復元させるテクノロジーを使っていることで、多少ボケても復元させたら同じように見えるわけです。書画カメラや、CISを利用したスキャナのほとんどは少し紙が浮き上がっただけでボケちゃうんですけど、これはボケた画像を利用しているので、少々高さが違ってもボケ具合は一緒なんですね。だから復元させることで同じようにくっきりできると。

7.今後のアップデート

さまざまな原稿が読めてしまうがゆえの要望

:ブック補正をいくつかの原稿で試してみたところ、もとの原稿よりも若干横方向に伸びる傾向があると感じたのですが、縦横比率は現状どのように測定しているんでしょう。

:ここがまだブック補正が完璧ではないところでして、形は分かるのですが高さの情報がなかったりと、見ているだけではわからない情報は実はたくさんあるんですね。なので、いくつかの情報は推測が入っていて、「こうじゃないか」と引き延ばして見やすい形にしているので、本物との縦横比が若干違う。これを今後どのように改善していくかはひとつのポイントだと思っています。

:なるほど。ほかに試してみた原稿では、スケッチブックに鉛筆で薄く書かれた線が読みにくいようですね。スケッチブック自体のサイズは問題がないんですが、あまり濃くない、実線までいかないような薄い線が読めない。

:デッサンのような。

:そうです。デッサンやクロッキーはたいてい白く飛んでしまう。こうした原稿を読み取るための解決策が何かないのかなと思ったのですが。

:8月頭くらいに予定されているアップデートで、そういった色を飛ばさないためのモードを用意します。ちょっと暗くなっちゃうんですが、(ディティールの)欠落はなくなりますね。


 技術的な内容は省いたが、なかなか発想がユニークで、結構頑固なまでのこだわりがあり、研究に苦労していたのがわかる。アップデートを期待してしまう。

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SEIROU

Author:SEIROU
薬師くすしのブログへようこそ!
昭和26年生まれの卯年。几帳面でだらしのないA型人間。アマチュア無線3級のラジオ老年だった。漢方家。薬剤師。2女1男の子供と4人の孫を持つ。自分の兄弟も同じ姉2人と俺の3人兄弟。
最近両親を亡くし長老になってしまった。
E-mail oosoneseirou@gmail.com

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